板金塗装の基礎知識
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板金では、車のドアやボンネットなど外側に取り付けられている外板パネルの修理や、車にとって、一番重要な部分に当たる骨格部分の内板骨格パネルの修理、そのほかにバンパーの修理などを行います。ただ、損傷が激しい場合、部品そのものを取りかえる場合もあります。これらの修理方法には、先ほど軽く触れましたが、主に内板骨格の修理と外板パネルの修理方法があります。
内板骨格は、車の外側のパネル以外の中身にあたるボディ部分の事を指します。内板骨格は車の中でもメインとなるので、修理の際には高い技術力が必要となります。外板パネルは内板骨格とはまったく逆の部分を指し、主に自動車の外装部分を指し、そのほとんどに金属が用いられています。
その金属を使用したボンネットやドアなどの外板パネルが変形した場合の修理には、専用の工具を使用し、元の形に戻す作業を行います。しかし、金属の性質の違いから形の変わったパネルが元に戻らないこともあります。そのような場合には、ある程度の修復作業を施し、細かい部分に関してはパテを盛り成形するといった修理方法もあります。

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